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人民網日本語版>>社会・生活

若者の多くが「大学在学中は結婚適齢期ではない」と認識 (2)

理由は「将来の不確定要素が大きい」

人民網日本語版 2017年07月12日10:54

〇「大学在学中の結婚・出産は、不確定要素が大きい将来に対するリスクが大きい」56.3%

大学在学中にはすでに長年付き合っていたボーイフレンドがいた高一晴さんは、卒業後に結婚しようと思っているという。「在学中に結婚・出産を望んでも、経済的基盤がないとできない相談だ。学業、育児、お金儲けを同時にこなすことは現実的には不可能」と彼女は話した。

大学在学中の結婚・出産について、「大学生はまだ完全に成熟しているとは言えず、不確定要素が大きい将来を決定づけるには早すぎる」と答えた人は56.3%に達した。「あまりにも早い時期に家庭を持つと、学業に対して悪影響が及ぶと思う」とした人は41.4%、「同級生の中で『例外的』な存在になると、友人との交流に影響が及ぶのではないか」と心配する人は22.9%だった。

一方、29.5%は、「早く結婚して子供を持つことは、将来就活の際に競争力を高められる可能性がある」と答えた。このほか、「在学中に時間的余裕があれば、学業と結婚育児の両立は可能かもしれない(26.8%)」、「人それぞれ、ベストな時期にベストな事ができる(9.7%)」などの答えが挙がった。

孫涛さんは、大学2年の時に結婚、すぐに子宝に恵まれ、若くして父親になったが、今も勉学を続けている。「たちまち時間が無くなってしまったし、経済的な問題も噴出した。息子は現在3歳だが、まだ育児費用の一部を親から援助してもらっている」と孫さん。

孫さんは続けた。

「大学3年から、授業には一切出られなくなり、ひたすら家族を養うためにお金を稼いだ。結婚は、遅かれ早かれすることだ。今は、私と妻の関係は安定している。毎日仕事が終わって帰宅してから、息子の面倒を見ることで、エネルギーが湧いてくる。家族がいつも一緒にいることで、働く辛さもそれほど感じなくてすむ。楽しみは日々の中にある。家庭・仕事・学業いずれも生活の一部分であり、ある時期に夫婦の一方だけが責任を負わなければならないこともあるが、さまざまな関係をバランスよく処理していけばよい。家族を愛するがゆえに忙しい毎日を過ごすことは、最高に幸せなことだ」。


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