米アップル社は12日、中国での業務を拡大し、貴州省に中国では初めてとなるデータセンターを設立することを明らかにした。「北京晨報」が伝えた。
アップルはすでにデータ管理会社・雲上貴州ビックデーター産業発展有限公司と提携して、同省にセンターを設立した。新センターはアップルが世界で展開する他のデータセンターと同様、再生可能エネルギーの電気を100%利用するという。
雲上貴州によると、中国の顧客はアップルのデータ保存サービス・アイクラウドを好み、写真、動画、ファイル、アプリケーションなどを安全に保存するとともに、すべての端末設備のデータを同期している。アップルは常にユーザーの体験向上に努めており、今回のセンター設立は製品とサービスの速度向上や信頼性向上がねらいだ。
具体的な協力の詳細をみると、アップルは同省貴陽市の貴安新区に実体ある企業を登録し、雲上貴州と協力してアイクラウド貴安新区データセンターを設立し、センターの運営は雲上貴州が行い、アップルは技術的支援を提供する。雲上貴州はアイクラウドサービスを支援する全国データセンターを運営し、中心となるデータセンターを貴安新区に設立し、投資額は10億ドル(約1129億円)に上る見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年7月13日
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