延べ4万人に計600万元支給
中国科技大学工作処の李峰処長によると、同校は04年からこの援助プログラムを始めたという。ただ学生たちのプライバシーに関わるため、プログラムの詳細については公表しておらず、このプログラムの存在さえ知らない人も多いということだ。
そして李処長は、「このプログラムを打ち出した目的は、経済的な問題が学生の学業に影響を与えないようにするのと同時に、このような人間味のある援助方法によって、受給する学生に安心してそのお金を使ってもらい、さらに、関心を示してもらっていることを感じてもらって、他の人にも関心を示せるようになってもらいたいから」と説明した。
李処長によると、同大学は毎年、夏休みと冬休みを除く10ヶ月間、この援助プログラムを実施しており、援助金は一人当たり1ヶ月160元(約2640円)。これまでに延べ4万人以上の学生に計600万元(約9900万円)を支給してきたということだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年7月14日
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