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夏真っ盛り「避暑タイプ旅行商品」が好調

人民網日本語版 2017年07月21日14:42

一年で最も暑い時期「三伏天」が訪れ、中国では南も北も「灼けるような暑さ」になり、多くの家庭は避暑タイプの旅行に出かけなければという気持ちに迫られている。「国際商報」が伝えた。

複数の旅行会社を取材したところ、増え続ける避暑旅行ニーズに対応するため、大手旅行社が避暑キャンペーンを大々的に打ち出していることがわかった。航空券、ホテル、観光地から旅行のルートに至るまで、すべて「避暑」のラベルを貼れば、たちまち人気商品になるという。

大勢の人が避暑に出かける中、海外での避暑を選ぶ人も少なくない。旅行サービスプラットフォームの飛猪は、「多い、安い」をうたったポスターを貼りだし、夏季の国際便航空券の販売促進キャンペーンの新たなピークを作り出した。この「多い」とは、飛猪プラットフォームにはたくさんの大手航空会社の直営店舗が出店していること、「安い」とは、割引率が高いことを示している。

夏の避暑やウォーターアクティビティが繁忙期に入るのにともない、各地の海水浴場や都市部のプールなどは相次いで利用者のピークを迎えている。旅行予約サイト・同程旅遊がこのほど発表した「2017年夏季ウォーターアクティビティ情勢報告」をみると、7月に入ってから、全国の主要海浜都市は相次いで夏季の旅客フローのピークを迎え、三亜、廈門(アモイ)、青島、威海、大連、北海などの伝統的人気海浜都市だけでなく、今年は天津、上海、寧波(ニンポー)などの東部沿海都市の短距離ビーチの人気も非常に高く、大都市周辺の1日間または2日間のビーチ旅行商品は売れ行きが好調だという。それだけでなく、多くの消費者がバリ島、モルジブ、ボラカイ島、サバ州など東南アジアのアイランドリゾート地を夏のウォーターアクティビティの目的地とし、ダイビングやサーフィンなどを含んだ高級路線が特に人気を集めている。

水がきれいな涼しい場所に人が大勢押し寄せるだけでなく、避暑旅行先のリゾートホテルの予約状況もここ最近は爆発的な伸びをみせている。

旅行予約サイト・驢■■(■は女へんに馬)旅遊網のまとめたデータをみると、7月に入ってから、リゾートホテルの予約数(1部屋に何日間滞在するかで示す予約数)が6月の2倍以上になり、多くのホテルは8月の上旬から中旬まで予約で埋まっている。現在、国内のホテル予約数上位5都市は、上海、三亜、廈門、杭州、珠海で、家族旅行と若年層が主力だ。浜辺に近い、またはプライベートビーチやプールなどの施設をもち、親子旅行向けのイベントや設備を備えたホテルが最も人気がある。避暑旅行の熱い波が押し寄せる中、青島、大連、麗江、昆明、煙台、貴陽、哈爾濱(ハルビン)、大同、呼和浩特(フフホト)、長春の国内10大避暑都市でもホテル予約が急速な伸びをみせている。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年7月21日

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