「中国、ひいては世界の経済発展を促進」
7月9日、蘭州西駅で初の出発を待つ、蘭州鉄道局が運行する陝西省の宝鶏と甘粛省の蘭州を結ぶ宝蘭高速鉄道・G2028号の車両(左)。(撮影・陳斌)
英市場調査会社・Forrester Researchの首席アナリストは、「新四大発明」に言及した際、「これら全ての概念、ビジネススタイル、関連のテクノロジー全てが中国に起源を発しているわけではないが、それらの商品、サービスは、旅行者や消費者、市民により良い体験を提供し、中国、ひいては世界の経済発展を促進している」と分析する。
イノベーションが、中国経済の発展に大きな原動力を提供している。最近発表された今年上半期の経済統計によると、中国の国内総生産(GDP)は前年同期比で6.9%成長し、引き続き世界経済を牽引していることを示した。また、2016年、中国の経済発展に対するテクノロジーの進歩の寄与率は56.2%に達した。
多くの外国人が中国の成果を活用して自国の経済発展を促進したいと考えている。林さんは、「カンボジアには鉄道が2路線しかなく、スピードも遅いため、300キロ進むのに約8時間かかる。でも、中国の高速鉄道に乗ると、100キロ以上ある北京と天津の間を30分で移動できる」と話す。
そして、「中国人はよく『裕福になりたければ、まず道を整備しろ』と言うが、カンボジアに高速鉄道ができれば、経済がもっと早く発展するのに」と語った。
呉院長は、「林さんの言葉は、『一帯一路』参加国の青年が中国の生活に溶け込んでいるテクノロジーの成果を自国に持ち帰り、自国の発展とマッチングさせたいと願っていることを示している。もっと広い視点で見ると、『新四大発明』の海外への発信は、中国の『イノベーション、調和、エコ、開放、シェアリング』の五大発展理念の反映であり、世界の舞台において中国のスタイルや特徴が発揚されている」との見方を示す。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年7月25日
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