中国の留学生「帰国してデリバリーアプリがない生活になると困る!」
「美人とグルメには目がない」。写真加工アプリのほか、食欲を満たしてくれるデリバリーアプリも外国人に大人気になっている。
南太平洋の島国サモアから中国に留学して3年になるミシリンさんは、スマホに複数のデリバリーアプリをインストールしている。「中国でよく使うのは、『美団』と『Eleme』。それらのアプリにはたくさんのショップ、料理があり、選ぶだけで家まで届けてくれる。休みの時に帰国すると、デリバリーアプリがない生活は本当に不便。サモアで出前を取る時は店に電話して、家まで届けてもらう。注文すればすぐに持ってきてくれるけど、いろんな店のいろんな料理を注文するのは面倒」とミシリンさん。
上海の街中で行われた取材で、ミシリンさんをはじめとする留学生らは中国のデリバリーアプリについて、「火鍋を注文すると、具と鍋だけでなく、コンロも家まで届けてくれて、本当にびっくりした」、「イケメンに配達してほしいと備考欄に書いたら、本当にイケメンのスタッフが届けてくれた!」、「配達員のいる所をアプリで確認したら、私のミルクティーがあとどれくらいで届くかが分かる」、「サービスが行き届いており、時間通りに届けてくれる。それに、位置確認も正確にでき、外国人にとってデリバリーアプリはなくてはならない存在になっている」、「帰国した時、本当に困る」などと、大絶賛した。
なぜ、中国のスマホアプリが外国人にこれほど人気になっているのだろう?ニーズにマッチしていることや、操作が簡単なことのほか、「最先端」、「イノベーション」もその大きな特徴だ。フランスのあるインターネット動画会社のブランドマネージャーは、「中国のインターネットのスタイルにおけるイノベーションは世界最先端。中国もコピーする側から、コピーされる側になっている」と指摘している。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年7月28日
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