中国国土資源航空物探遥感センターが7日発表した情報によると、同センターが新たに導入した「AMC5011」斜め撮影デジタル航空カメラが三峡ダムで初飛行に成功し、三峡大寧河河口のデジタル画像1500枚以上を撮影した。科技日報が伝えた。
斜め空撮は、斜め航空カメラを使い地形情報を入手する新しい空撮方法だ。斜め空撮は従来の垂直撮影と異なり、5台のカメラで同時に前後左右と下の画像データを入手する。利用者は複数の角度からデータを閲覧し、測定することができる。
同航空カメラは中国で初めて、1億画素数の大画面カメラ5台と高精度POSの空撮システムを集約した。これにより、1つの垂直、4つの斜めなど複数の角度からデジタル画像を入手できる。さらには地形表面と側面の模様情報を集め、その後のデータ処理により3D模型を生成でき、詳細な地質調査に新たな技術手段を提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月8日
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