■協力は限定的、和解は期待困難
韓日の歴史の「わだかまり」を解くのが難しいことに、米国は不安を抱いている。ワシントン・ポストは「米国はアジアにおける最も親密な2つの同盟国に対して、互いの歴史の溝を捨て去り、朝鮮核危機に対処するため協力を強化するよう促し続けている」と報じた。
呂氏によると、日韓は以前「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」に署名し、軍事情報の共有を進めた。これは安全保障レベルで双方が足並みを揃え、緊密に協力できることを示している。「だが『慰安婦問題』と『独島』(日本名『竹島』)問題の影響で、韓日関係の順調な発展は難しい」。
歴史問題と領土紛争が入り交じり、日韓関係の緩和にさらなる可変的要素を加えている。
今年6月に読売新聞と韓国日報が実施した共同世論調査では、日本人の77%と韓国人の81%が現在の両国関係を「悪い」と回答。80%もの韓国人が「日本は信頼できない」「親しみを感じない」と回答した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月9日
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