日本に長年滞在しているにもかかわらず、魯婉遥の両親は日本国籍を取得せず、中国国籍を保持し続けており、魯婉遥の戸籍も上海にあるという。そのため、魯婉遥は正式に日本を代表して試合に参加することはできず、20歳を超えたら、改めて国籍を選択し、中国と日本のどちらの国のために力を尽くすのかを決めなければならない。
日本メディアの「日刊スポーツ」はかつて彼女が日本国籍を取得すれば、2020年東京オリンピックの有力な候補者の一人になるはずだと報じ、魯婉遥が日本国籍を選択することに望みを抱いている。
一方、魯婉遥自身は2015年の第35回クィーンシリキットカップアジア太平洋女子招待ゴルフチーム選手権に参加した際、中国語で「両親は中国人で、上海から日本にやってきて暮らしています。私の中国語の名前は魯婉遥です」と話している。
そして今回の日本のツアー優勝に際し、中国ゴルフ協会は魯婉遥宛に、「2020年東京オリンピックで中国代表として勝利に貢献してほしい」との祝電を送り、彼女の中国選手としての活躍に期待を寄せている。(編集HQ)
「人民網日本語版」2017年8月11日
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