5日に閉幕したドイツのデュッセルドルフで行われた卓球世界選手権は、再びチャンピオン級の選手を揃える中国が圧倒した。しかし、そんな中でも、2020年の夏季五輪開催地として準備を着々と進めている日本が躍進した大会ともなった。新華社が報じた。
優勝を決め喜ぶ吉村真晴選手と石川佳純選手(右)
混合ダブルスでは石川佳純/吉村真晴ペアが日本勢48年ぶりの優勝を果たしたほか、その他の4種目の準々決勝や準決勝でも日本勢が名を連ねた。
男子シングルスのベスト8には中国人選手が3人、日本人選手が2人いたのに対して、主催国のドイツ、韓国、香港地区の選手はそれぞれ1人ずつだった。
女子シングルス準決勝は、中国勢3人vs平野美宇選手の対決になり、その前の準々決勝を見ても、中国勢5人に日本勢2人、シンガポールから1人(馮天薇選手)という、中国が圧倒的な存在感を見せた。石川選手が準々決勝で敗退してしまったのは運悪く中国の選手と当たってしまったからにすぎない。
平野美宇選手を破って決勝進出を決めた丁寧選手
ダブルスでも、日本の力をあまく見ることはできない。男子ダブルスには日本から2組がベスト4に入り、それぞれ中国、韓国と対戦し、女子ダブルスのベスト4には中国から2組が入って、それぞれ日本、シンガポールと対戦した。
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