世界最大のフライパンと約60頭分の羊肉で作ったカザフ族特産料理　甘粛省

グルメフェスティバルの会場の様子（8月12日、撮影・楊艶敏）。

甘粛省アクサイ・カザフ族自治県では12日、約60頭分の羊肉を世界最大のフライパンで調理した炕鍋肉（羊肉の煮込み料理）が、カザフ族グルメフェスティバルに登場した。カザフ族の美食文化の知名度を高めるために、同自治県では2013年9月から同イベントを開催している。同イベントでは、特注の世界最大のフライパンを使用し、最大規模の炕鍋肉試食イベントを開催した。また、同イベントは世界ギネス記録に認定されている。今回のグルメフェスティバルでも、同県で特注した直径約4.15メートル、深さ約36.5センチメートル、重さ約2.8トンの世界最大のフライパンを使用している。炕鍋肉の材料には哈爾騰草原で育ったクリーンで安全な羊60頭分の羊肉が使用されており、カザフ族の伝統的な調理方法を用いて、3時間以上かけて作られる。中国新聞網が伝えた。（編集TK）

「人民網日本語版」2017年8月16日