平和集会では南京亜倫原創作品合唱団が『和平之花-紫金草』と『和平永駐的祖国』を歌った。抑揚ある歌声が会場の空に流れ、人々は足を止めて頭を垂れ、悲しみを新たに偲んだ。
集会に参加した日本からの友人のほとんどは白髪まじりだった。宮内陽子団長は、「若者への反戦教育は早急に強化を要する取り組みだ。一般の日本の青年は、長崎と広島の原爆のため、やはり自らを戦争の被害者と考えることがしばしばだ。彼らは日本がまず加害者であることを認識していない。これは日本の青年教育に欠けている重要な部分だ」と語った。
パキスタン人留学生Ali Qadir(中国名・李■、■は上と下が上下に組み合わさった字)さんは、平和集会によって深く教えられたという。「平和は当たり前の事ではなく、守り、勝ち取る必要がある。人々が戦争の痛ましい教訓を汲み取って初めて、平和の希望が生じる。全世界の平和を愛する青年は自らの担う歴史の責任を銘記すべきだ」とAliさん。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月18日
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