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中国の婚活実態調査 男女共に「楽観的で明るく活発な人」が人気

人民網日本語版 2017年08月28日15:08

膨大な数のホワイトカラー層は、残業に追われ、交際範囲の狭さから、次第に独身者の密集地帯と化してきている。七夕(旧暦7月7日。今年は8月28日)に先立ち、婚活サイト「珍愛網」は、ビジネスSNSプラットフォーム「LinkedIn(リンクトイン)」と共同で、職場のホワイトカラーを対象としたオンライン・サンプリング調査を実施した。調査の結果、彼らの7割以上が毎日残業をしていることが分かった。北京や上海の独身男女が結婚相手を見つける方法は、「職場での出会い」と「婚活サイトの利用」が最も多かった。また、結婚相手として最も人気が高かったのは、「公務員の女性」と「外資系企業で働く男性」だった。地域別に見ると、東北地区では、国有企業に勤める人の人気が高い傾向が見られた。相手の「容姿」を最も重視するのはIT業界で働く男性で、相手の収入を最も重視するのは外資系企業の独身男性だった。女性はその配偶者選びで、「相手の男性の最低収入」という条件を設けており、「年収10万元以上(1元は約16.4円)」とした女性が7割を占めた。北京晨報が伝えた。

〇独身男女の7割以上が「毎日残業」

職場で働く独身者のうち、「残業をしたことがない」と答えたのはわずか3割で、7割が「毎日残業」と回答。残業時間については、独身女性より独身男性の方がやや長かった。残業する独身者のうち、男性で「毎日平均2時間以上残業している」のは約3割と、女性より1割多かった。

その残業状況を勤務先別に見てみると、外資系企業に勤める独身男女で残業している人の割合は76%、国有企業は72%、民間企業は77%、中央企業(中央政府直属の国有企業)は83%、公務員は64%だった。

〇北京と上海の独身男女、結婚相手探しは主に職場

日常的な交際範囲が狭く、仕事も忙しい男女の結婚相手探しの方法を見てみると、「親戚の紹介」が31%を占め、「職場での出会い」が23%、「婚活サイトの積極的な利用」が20%、「同窓会での出会い」は15%、「お見合いパーティへの参加」が12%という結果だった。

地域別に見ると、北京と上海の独身男女は、「出会いの場」のトップに「職場」を挙げている。「親戚や友人の紹介」が最も多かったのは、深センと広州の独身男女だった。武漢と瀋陽の独身男女の間では、「婚活サイトの利用」が最も人気が高かった。

〇「容姿重視」のIT業男性、「収入重視」の外資系企業男性

ホワイトカラーが結婚相手を選ぶ際、もっとも重視するポイントをみてみると、彼らが結婚相手を選ぶ際には、「性格」や「ルックス」、「生活習慣」を重視する傾向がみられる。年齢別にみると、「70後(1970年代生まれ)」は相手の「収入」を、「80後(1980年代生まれ)」は相手の「ルックス」を、「90後(1990年代生まれ)」は相手の「生活習慣」をそれぞれ最も重視していた。企業別では、結婚相手を選ぶ際に、国有企業で働く独身男女は相手の「ルックス」を、外資系企業で働く独身男女は相手の「収入」をそれぞれ重視していた。業種別に見ると、IT業界の男性は相手の「容姿」を、男性起業家は相手の「趣味嗜好」、金融業の男性は相手の「学歴」をそれぞれ最も重視していた。また、公務員の女性は相手の「容姿」を、人事担当の女性は相手の「収入」をそれぞれ重視していた。

このような傾向について、深センで起業した「80後」の劉氏は、「私自身は起業に至るまでに大変苦労し、自分の時間のほぼ全てを仕事に費やした。だから、結婚相手を選ぶ際には、相手の女性の趣味嗜好に注目している。私と共感してくれる部分が多いかどうか、共通の趣味を楽しめるかどうかは、極めて重要なポイントだ」と話す。


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