ブラジルとロシアと南アフリカは、商品価格への依存ぶりから、経済発展がややペースダウンする可能性がある。だが中国とインドの両国はBRICSの中で最も好調な動きをみせると予想される。
17年から27年にかけて、インドの成長率は大体6~8%になる見込みで、これはインドには膨大な人口という基盤があることから導き出した判断だ。インドが構造的な競争力と生産力の問題を改善できたなら、今後10年間の経済成長率は約10%に達する可能性もある。
注視されるのは、中国の経済成長率が今後10年間は5~6%を維持するとみられることだ。これはつまり、27年になると中国は米国に追いつき追い越して、世界一のエコノミーになるという目標の達成まであとわずかになるということだ。だが中国の政策決定者は経済成長の質の改善に向けてさらに努力するものと確信する。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年8月29日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn