中国航天科技集団公司が20日に発表した情報によると、中国の北斗3号グローバル測位システムのすべての重要技術の難関突破が終わり、製品はすでに開発・生産段階に入っている。北斗衛星35基によるグローバルネットワーク計画は、2020年に完了する見通しだ。科技日報が伝えた。
中国衛星測位システム管理弁公室の冉承其主任によると、北斗3号の測位精度は北斗2号の2-3倍となる2.5-5メートルの水準に達し、かつ北斗2号のショートメール機能を留めた上で関連性能を強化する。北斗地上強化システムは今年6月に初歩的サービスの提供を開始した。メートル級、準メートル級、デシメートル級、さらにはセンチメートル級、ミリメートル級のサービスを提供し、シェア自転車のマナー駐輪を保障できる。
同社北斗2号プロジェクト衛星システム担当者の楊慧氏は、本紙記者に対して、「北斗3号は設計当初、まだ打ち上げられてない第3世代GPS衛星、欧州のガリレオ測位システムの設計指標と肩を並べることを目標としていた。測位の精度は2メートルに、設計上の耐用期間は12年に達する」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月22日
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