ロシア連邦極東開発省報道室はこのほど、現時点で4千人以上の外国人観光客が、電子ビザを取得してウラジオストク自由港からロシア極東地域を訪問しており、このうち半数以上が中国の公民であることを明らかにした。ロシア・スプートニク(電子版)報道を引用して中国新聞網が伝えた。
ロシアのガルシカ極東発展相は、次の通り説明した。
「ビザ申請手続きは極めて簡単だ。中国の公民は、自宅に居ながら、ロシア外務省のウェブサイト上で申請用紙に必要事項を記入して申請すれば、4日以内にビザが発給される。その後、航空券を購入してウラジオストクに飛べば、8日間滞在できる。大使館・領事館に出向く必要はなく、ビザ申請料も無料だ。実際に電子ビザ取得に要する時間はわずか20分」。
「ウラジオストクは、中国の公民に対し、特別な観光のための潜在的チャンスを提供している」。
「ウラジオストクには、マリインスキー劇場(分院)やカジノ特別区がある。サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館、ロシア博物館、さらにはトレチャコフ美術館の分院も近くオープンする。中国人観光客がモスクワやサンクトペテルブルクで観ることができるものは全て、中国からわずか2時間の飛行時間で訪問できるウラジオストクでも観ることができる」。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年11月6日
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