国産大型旅客機C919の研究開発現場の情報によると、11月3日朝、C919の101号機による第3回テスト飛行が上海の浦東国際空港でスタートし、空を駆け上がった同機は3時間48分のフライトを経て同空港に戻り、初期検査のためのテスト飛行を成功させた。同機は浦東国際空港を飛び立った後、主に江蘇省南通市の上空を試験的に飛行し、多めの旋回を繰り返し、飛行高度は最高3千メートルに達した。
テスト飛行前日の2日、C919の101号機と102号機が中国商用飛機有限責任公使のテスト飛行センター浦東基地にそろって登場し、101号機は翌日のフライト計画の準備が行われ、102号機はエンジンの点火が始まった。テスト現場の総指揮者のかけ声の後、102号機の巨大なエンジン2台の先から白煙が安定的に流れだし、エンジン点火は成功した。102号機はこれから関連のテスト作業を行って、次の段階の走行テストおよび初飛行に備えて準備を進める。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年11月4日
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