フォーラム開催中、広州市政府と阿里巴巴(アリババ)集団、アントフィナンシャルサービスグループが戦略的協力枠組合意に調印し、協力により広州の各分野におけるインターネットの応用発展を推進することで一致した。阿里雲(アリクラウド)の工業インターネット本部が広州の開発区に置かれることが決まり、アリババとアントの投資で広州にアリババ華南運営センターと広州本社を建設することになった。また広州市政府、中国国際経済交流センター、ポールセン基金会が広州で戦略的協力枠組合意に調印し、持続可能な都市ソリューション、グリーン金融、生態環境保護などの分野で協力を展開し、広州市南沙新区に持続可能な都市化のモデルエリアを共同建設することになった。
▽経済のトレンドを分析 広州の活力をアピール
フォーラム期間には、「フォーチュン・ブレインストームTECHインターナショナル」と「フォーチュン中国革新コンテスト」が開催された。科学技術産業のトップクラスが集まり、発言や対話やインタビューなど13回にわたる各種イベントに世界の企業家、投資家、専門家など200人以上が参加した。FGF市長円卓会議も開催され、世界の重要都市の指導者が広州に集まり、世界の進んだ発展経験を共有し、世界の都市管理者とビジネス界のリーダーの相互連動と協力が強化された。
一連の分科会や円卓会議を通じ、参加者はグローバル経済が直面する問題を追及し、中国がグローバル経済ガバナンスに深く関与し、新発展理念を履行し、現代化経済システムを建設するよう促した。
▽FGFが広州に残した「富」は巨大
広州市の発展は広東省の発展を、ひいては中国の発展を体現するものであり、FGFという窓口を通じて、革新の中国と開放的世界との掘り下げた対話が実現した。「ポスト富の時代」にあって、広州にどのような「富」が残されるのか、どのようにして質の高い発展を実現させるのか。
蔡委員長は記者からの質問に答える中で、「FGFが広州に残した『富』は巨大だ。広州は世界に広州の都市イメージとビジネス環境を示し、広州にとって最も大きな『無形財産』を残したといえる。ブレインストームTECHインターナショナルはこれからずっと広州で行われることになり、広州に恒久的な資源のプラットフォームがもたらされた。またFGFによって、都市の精度向上、質の高い管理などの必要に迫られたことから、広州の都市イメージが向上し、これはフォーラムがもたらした『有形財産』だといえる」と述べた。
蔡委員長は、「ポストFGF時代には、まずブレインストームTECHインターナショナルをしっかり継続させることが必要で、その次は今年のFGFグローバル公開モデルを参考にして、来年を国際都市イメージの広報年と位置づけることが必要だ」とした。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年12月12日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn