中国の「今年の漢字・ワード」の候補が9日に発表され、「享」、「雲」、「智」、「新時代」、「新四大発明」、「初心」、「人類運命共同体」、「重力波」などが候補に挙がった。ネット投票を経て、最終結果が今月21日に発表される。新華社が報じた。
同イベントは中国国家語言資源モニタリング・研究センター、商務印書館などが共同で開催し、約10の主流メディア、大学、研究機構が協力している。
主催者によると、同イベントは11月20日に始まり、今月4日の時点で数千個の候補が寄せられ、ネットユーザーの閲覧回数は2億回に達した。ネットユーザーの推薦をベースに、専門家の選考を経て最終的な候補が確定した。
専門家は、「候補となった漢字やワードは、今年一年の間に中国国内外で起こった出来事や人々の生活の様子をよく反映しており、変化する言語を通して、時代、社会、文化の変遷を記録することができる」との見方を示している。
中国で12年目を迎えた「今年の漢字・ワード」の選出は、漢字一文字、一つのワードを通してその年の中国と世界を描写することで、言語を通して生活を記録し、中国から見た社会の変遷や世相を表すよう奨励することを目的としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年12月11日
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