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口紅は毒を塗るのと同じ?危険な有害物質を含む製品多いとの研究結果

【中日対訳】

人民網日本語版 2018年02月09日11:08

口紅は、女性が最も頻繁に「食べる」化粧品といえる。では、口紅には一体、身体にとって有害な成分が含まれているのだろうか?含まれている場合、その毒性はその程度なのだろうか?ロシアメディアの報道によると、フランスの大型消費者権益保護団体UFC-Que Choisir(ク・ショワジール)が専門家を組織して取り組んだ研究報告から、口紅の半数には、身体にとって危険な有害物質が含まれている事実が判明した。台湾聯合新聞網の報道を引用して中国新聞網が伝えた。

研究チームが各種ブランドの口紅21種類をピックアップして研究を進めたところ、いくつかの有名ブランドを含む10種類の口紅に、有害物質が含まれていた。また、「ミネラルオイル飽和炭化水素類(MOSH)」が含まれている製品もあった。このような物質が人体に吸収されると、リンパ線や肝臓の炎症の原因となり得る。研究チームは、「口紅の中でも、この種の物質が含まれている製品はとりわけ危険だ。唇を時々舐めてしまうことは誰にでもあり得ることで、舐めることで口紅の成分が体内に入ってしまう」としている。

また、時間の経過に伴い、口紅に潜在する細菌が「絶えず蓄積されて非常に危険となる」可能性がある点は注意に値する。4年以上前に購入した化粧品が化粧ポーチの中に入っている女性は、かなりの数に上るとみられる。なかには、15年間も化粧品を持ち続けている人もいる。使用期限が切れたこれらの口紅は、もはや「効果が皆無」なだけでなく、唇の乾燥やひび割れ、炎症さらには水膨れを引き起こす恐れがある。また、口紅に生息している微生物が群れを成す「不潔なリップブラシ」は、ヘルペスや皮膚真菌症、皮疹を誘発する可能性がある。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年2月9日

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