来場者と交流する「汪仔」。(撮影:蒋建華)
ロボット、ビッグデータ、VR(仮想現実)、スマート音声認識システムなど、今年の全国両会(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)のメディア報道合戦ではさまざまな制作・報道技術が次々に登場し、両会にこれまでとはひと味違った魅力を添えた。
人民網の両会報道に登場した人工知能(AI)ロボット「汪仔」は話す、動く、考えることができ、音声認識、自然言語処理、データマイニングなどですぐれたはらたきをする。「汪仔」は人民網の掲示板「強国論壇」の「政府活動報告」を解説した番組で、初めて人民網の両会報道に姿を現し、解説の中継に参加してインタビュー番組の「新人」になった。
山東テレビはAIビッグデータ分析とアニメーションを利用し、親しみやすくかわいいアニメキャラクター「小斉妹」がAI分析を行いニュースを伝えた。河南テレビはAR(拡張現実)技術とカメラドリーロボットなどの新技術を広く採用し、視聴者がニュースにより深く触れられるようにした。貴州テレビは600平方メートルを超えるスタジオでVR、オンラインパッケージなどの技術と記者が取材・制作した報道コンテンツを融合させ、豊富で生き生きとしたテレビの手法を用いて、リアルタイムに、全面的に、掘り下げて両会を伝えた。
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