中国外交部(外務省)の陸慷報道官は15日の定例記者会見で、英国がロシア外交官の追放を決定したことについて「双方が相互尊重と平等な協議を基に、対話による意思疎通を通じて、溝を適切に解決することを希望する」と表明した。
【記者】英国のメイ首相は昨日、ロシアの外交官23人に1週間以内に英国を離れるよう求めた。これに先立ち、メイ首相はロシア元情報機関員を殺害しようとしたとしてモスクワを非難した。ロシア側は全ての告発を否定している。これについてコメントは。国連安保理での世界の紛争問題の解決への影響はあるか。
【陸報道官】英国とロシアの姿勢表明に留意している。われわれは関係国が事実を基に、物事自体の是非曲直に立って、国連憲章と国際法の趣旨及び原則に厳格に従い、相互尊重と平等な協議を基に、対話による意思疎通を通じて、溝を適切に解決することを希望する。
ロシアと英国は世界に影響力のある重要な国であり、共に国連安保理常任理事国でもある。われわれは両国が協議を通じて現在の問題を適切に解決することを希望する。安保理常任理事国が意思疎通と協力を保つことは大変重要だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月16日
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