シリアル事業に力を入れる日本のスナック菓子メーカーのカルビーは、中国人の朝ご飯の選択肢をより豊富にしようと、昨年7月に中国市場でフルグラ(オーツ麦やライ麦など穀類を主原材料にフルーツを組み合わせたグラノーラ)を打ち出したのに続き、このほどマイグラ(オーツ麦と4種の穀物のフルーツなしのグラノーラ)を発売することを明らかにした。「国際商報」が伝えた。
カルビーがこのほど上海市で開催した新製品発表会では、フルグラ事業部の藤原かおり部長(カルビー執行役員)と同部の丁明・市場営業販売経理が新製品の開発理念や味わいの特徴などを説明するとともに、7月下旬からウォルマート、イオン、オーレ、イトーヨーカ堂などのスーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売を開始することを明らかにした。マイグラが他のメニューと組み合わせやすいことを伝えるため、カルビーはキッチン部門が開発した中国人消費者の嗜好に合った朝食メニューを提示し、現場で来場者と一緒にシリアルメニューを作り、シリアルのおいしさを味わうデモも行った。
フルグラは昨年7月にECプラットフォームの天猫国際(Tmallグローバル)に登場した後、オンラインとオフラインと両面で市場開拓に力を入れ、天猫(Tmall)、網易考拉、京東、唯品会などのECプラットフォームにも進出したほか、スーパーやコンビニなどオフライン実店舗でも全面的に取り扱われるようになった。
カルビーは、「今後は絶えず変化し多様化する顧客の要求をできるだけ迅速に把握して、製品とサービスを持続的に最適化し、中国人消費者に食べることの楽しさをより多く提供していきたい」と意欲を示す。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年7月11日
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