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国内外で大ヒットの愛憎織り成す中国「宮廷ドラマ」 専門家は苦言も

人民網日本語版 2018年08月29日08:13

「延禧攻略」

「僕のお母さんは中国の『宮廷ドラマ』ファンで、ドラマ『延禧攻略(Story of Yanxi Palace)』にはまっている。そのヒロイン・爾晴が悪者であることを知り、SNSで僕とチャットする時には爾晴のスタンプを送ってくるようになった」と話すのは四川省の成都中医薬大学で学ぶインドネシア人留学生の謝志功さん。ガーナ人やロシア人の留学生に勧められて、自身も夏休みの終わりを目前に控えた今、ブームに乗って「延禧攻略」を見始めたという。中国新聞網が報じた。

「宮廷ドラマ」とは、封建社会だった中国古代の王朝を舞台に、後宮の妃や宮女などを中心に、宮廷の権力と愛憎が織り成すドラマだ。

「如懿伝」

今年の夏、ネットドラマ形式で中国で配信された「延禧攻略」と「如懿伝(Ruyi's Royal Love in the Palace)」」も「宮廷ドラマ」だ。そのうち、「延禧攻略」の再生回数は累計133億回に達し、動画共有サイト・YouTubeの1-10話の1話当たりの再生回数も100万回を超えている。また、広東語版も香港地区のテレビで放送されているほか、日本やタイ、カンボジア、ミャンマーなどのテレビ関連機構が放送に向けて吹き替え作業を行っている。「延禧攻略」と「如懿伝」はいずれも、清の第6代皇帝・乾隆帝の時代を舞台にしており、ドラマの大ヒットを背景に、北京の故宮ではこれまで目立たない存在であった延禧宮が人気スポットになっているほどだ。


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