王群・在ウィーン国際機関中国政府代表部大使は12日、国際原子力機関(IAEA)理事会会合で、イラン核合意への支持を各国に呼びかけた。新華社が伝えた。
王大使は「イラン核合意は国連安保理の承認を経た多国間合意であり、その有効性は事実が証明している。合意の維持・履行は国際的な核不拡散体制及び中東の平和・安定に寄与し、多国間主義と国際ルールを堅持するうえでのあるべき筋道でもあり、国際社会の共通利益にかなう」と指摘。
「国際社会の主流は常に合意支持だ。特に今年7月のイラン核問題をめぐる外相会合は合意の履行を継続し、一方的な制裁に反対するという明確なメッセージを一致して発した。中国側は終始イラン核合意を断固として支持し、維持し、自らの約束と義務を揺るぎなく履行する。中国側は関係国が大局的・長期的観点から、国際社会の呼び声に積極的に応じ、最大限の圧力、一方的制裁という非建設的手法を止め、緊張の一層の高まりを避けることを希望する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年9月14日
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