外交部(外務省)の耿爽報道官は16日、大型で強い台風22号が上陸したフィリピンで多数の死傷者と甚大な建造物損壊等の被害が出たことに対し、見舞いの意を表明した。
【記者】大型で強い台風22号がこのほどフィリピンに上陸し、多数の死傷者が出たことをうけ、中国側はフィリピン側に対する見舞いの意を表明するのか。また予定されていた王毅国務委員兼外交部長(外相)のフィリピン訪問への影響はあるか。
【耿報道官】われわれは大型で強い台風22号の動きを注視しており、台風22号がフィリピンに上陸し、多数の死傷者と甚大な建造物損壊等の被害が出たことに心からの見舞いの意を表明している。ドゥテルテ大統領とフィリピン政府の力強い指導の下、被災地の人々は必ず適切に対処し、人的・物的被害を最大限抑え、正常な仕事と生活を速やかに再開できるものと信じる。中国側は早急に、フィリピン側にできる限りの援助を行う。
フィリピン政府が現在被災者救援に全力を挙げていることを考慮し、フィリピン側の提案に基づき、中国側は当初9月16、17両日に予定していた王部長のフィリピン訪問の延期に同意した。双方は外交ルートを通じて新たな訪問日程を調整する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年9月17日
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