外交部(外務省)の陸慷報道官は29日の定例記者会見で、日本の安倍晋三首相の訪中に関する質問に答えた。
【記者】安倍首相は訪中期間中、習近平主席及び李克強総理との会談で、「競争から協調へ」「互いに脅威ではなく協力のパートナーとなる」「自由で公正な貿易の推進」という日中関係の3原則を打ち出した。中国側はこの「3原則」を日本側と確認したか。安倍首相の今回の訪中をどう評価するか。
【陸報道官】中日の互いの努力で、安倍首相の今回の訪中は成功を収めた。安倍首相は中国指導者との会談で「今回の訪問を契機に、競争から協調へという日中関係の新時代を開くことを期待している」と表明した。安倍首相は「日中は重要な隣国であり、双方は互いに戦略パートナーであり、互いに脅威とならない。中国の発展は日本にとって重要なチャンスだ。双方は共に努力して、自由で公正な国際経済秩序の構築を推し進め、自由貿易と世界経済の発展に貢献すべきだ」とも表明した。中国側は安倍首相のこうした姿勢表明を歓迎する。日本側がこうした前向きな姿勢表明を実行し、中国側とポジティブな相互作用を強化し、正常な軌道に戻った中日関係が新たな発展を得る後押しをすることを期待する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年10月30日
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