北京市観光委員会が主催して3ヶ月間にわたり展開されていた「2018年北京国際青年観光シーズン活動」閉幕式がこのほど催された。英国、フランス、米国、ロシアなど30以上の国家・地域から青年留学生や旅の達人、外国人観光客約100人が、「中軸を突き抜け、古今を探訪する」というテーマを巡り、各種分化観光イベントに参加し、北京の中軸線文化を次々と褒め讃えた。北京日報が伝えた。
7月10日に開幕した「北京国際青年観光シーズン活動」では、市観光委員会が外国人を組織し、「歴史の軸」と「文化の軸」、「風俗の軸」、「潮流の軸」、「発展の軸」という5大活動を展開し、中軸線の景勝地、観光スポット、古代庭園、下町の路地・胡同、有名人の旧居、老舗商店、都市の新名所を訪れ、芸術と民俗の風情を存分に体験した。メキシコ人留学生のアントニオさんは、「北京の中軸線文化は本当に素晴らしい。先日は湖の後海をそぞろ歩きし、天壇公園神楽署の神楽を聴き、複合商業施設の北京坊でフラッシュモブなどのイベントに参加し、中軸線文化がどんなものかが良く分かった。友達にも、中軸線ツアーをぜひ体験するよう勧めている」と話した。
閉幕式の会場では、海外の旅の達人たちによる「中外青年が訪れた中軸線十大ツアー」が発表され、歴史・芸術・風俗・潮流・発展の5大テーマを巡り、世界中の観光客に向けて、皇室文化の旅・古代建築探訪の旅・芸術を楽しむ旅・北京語の旅、博物を知る旅など10種類のツアー路線を企画・紹介した。これらのツアーはいずれも、北京中軸線の悠久の歴史と文化の引力を余すところなく伝えている。
今回のイベントは、微博(ウェイボー)、微信(WeChat)、ライブ配信番組プラットフォームなどニューメディアを通じ、全プロセスがネットユーザーとのインタラクティブ方式で進められ、国内外の観光客は各自、北京中軸線の観光体験を紹介した。この3ヶ月で、ニューメディアを通じてイベントに参加した人は61万3千人に上り、メディアがカバーした総数は506万3千人に達した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年10月29日
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