「中国天文年暦」によると、中国は北京時間の5日23時39分、二十四節気の一つ「小寒」(寒の入り)を迎えた。一年で最も寒い時期に突入したことになる。新華社が伝えた。
天津市天文学会の趙之■(王へんに行)理事の説明によると、「小寒とは気候の移り変わりを反映した季節の区分であり、毎年の太陽暦の1月5日か6日にあたり、太陽黄経が285度に達するとこの時期に入る。中国には『寒さは三九にあり』(三九は冬至から9日間ずつ数えて3番目の9日間)という民間の言い伝えがある」という。
天文学や保健学の専門家は、「小寒の時期の養生や健康維持の原則は体の根本をしっかりさせ鋭気を養うことにあり、寒さ対策と腎臓を守ることが中心になる。第1によく運動し、血流をよくし、体を温める。第2に防寒と保温に気をつけ、特に頭、お腹、足を冷やさない。第3に体を温める食品を多めに取るようにする。サーモン類、ナズナ、アスパラガス、カボチャ、カシューナッツ、長いも、ナツメ、竜眼、羊肉などで、体を温めるだけでなく、体の調子を整えてくれる」とアドバイスする。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年1月5日
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