仕事が忙しすぎたり、電子製品を利用しすぎると、ついつい夜更しが当たり前になってしまう。夜更しが続くと、顔色が悪くなり肌はカサカサに乾燥してしまう。また、眼の使いすぎからドライアイになってしまう。夜更しした後、どんなものを食べれば、身体機能の回復に役立つのだろうか?夜更し人間は、魚類と豆類を多めに食べると効果的ということだ。生命時報が伝えた。
魚にはタンパク質が多く含まれているだけでなく、不飽和脂肪酸EPAとDHAも多く、心臓血管を保護する作用がある。また、魚にはビタミンAが多く含まれており、夜更しした後に生じやすい眼の不調や乾燥、眩しさ、涙目および皮膚の乾燥や角化などの現象は、ほとんどがビタミンA不足がその原因だ。したがって、食べ物からビタミンAを補うことで、眼の不調や皮膚の乾燥を緩和することができる。また、魚に多く含まれるタンパク質は、ビタミンAの吸収・利用を促進する働きもある。
豆類には、大豆類とその他のでんぷん豆類がある。ダイズなどの大豆類は、良質の植物性タンパク質に富んでおり、そのタンパク質には、人体に必要なあらゆる必須アミノ酸が含まれており、体内でのタンパク質合成にとって良質の原料となり、疲労を緩和し、身体を動かすエネルギーを提供してくれる。このほか、ダイズにはビタミンB2も多く含まれる。ビタミンB2が不足すると、かすみ目、眩しさ、涙目、眼の疲れなど症状が生じやすくなるのと同時に、暗いところでものを見る力が低下する(夜盲)。従って、夜更しを頻繁にする人は、これらの食材を積極的に摂ると良い。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年1月29日
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