10年前より56分伸びた北京のサラリーマンの労働時間 (2)

女性の労働レベルは男性よりもハード

人民網日本語版 2019年04月10日15:10

女性の労働レベルは男性よりもハード

調査結果によると、女性の家事時間が長く、仕事も持つ女性はよりハードな生活を送っていることが分かる。

男女別に見ると、仕事を持つ男性の1日当たりの労働時間は平均8時間58分で、女性は8時間1分と、女性のほうが57分短い。しかし、男性の家事時間は平均1時間50分で、女性は3時間48分と、女性のほうが1時間58分長い。そのうち、男性の家事参加率は56.29%で、女性は82.08%だった。女性より男性のほうがレクリエーション・娯楽を重視し、女性より16分多かった。男女ともに最も多かったレクリエーションがテレビで、参加率はともに65%だった。

中国の基準に基づき、15‐39歳を青年、40‐64歳を中年、65歳以上を高齢としている。青年の1日当たりの労働時間は平均10時間、中年は8時間5分、高齢者は5時間48分だった。通勤時間は、若い人ほど長く、青年は平均1時間52分だった。

15‐19歳のグループを見ると、1日当たりの学習時間は平均8時間で、さらに少なくとも2時間を塾や習い事などに使っている。

北京の通勤時間は10年間変わらず

2008年は7時間38分だった北京のサラリーマンの1日当たりの労働時間は、2018年には56分長くなって8時間34分となった。

しかし通勤時間は、2008年、2018年共に平均1時間29分だった。関係責任者は「10年間で北京の常住人口は激増し、交通機関にかかるプレッシャーも増大した。これらを背景に、北京市は一連の対策を講じて、『大都市病』解決の面で一定の效果を得てきた」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年4月10日

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