青島に世界VCセンターを設立

青島に世界VCセンターを設立

2019世界（青島）ベンチャーキャピタル（VC）大会が9日、青島市で開幕した。国内外のVC専門家、ビジネスエリート、第一線で活躍する起業家や経営者1000人以上が一堂に会し、新時代のVC発展の道筋について踏み込んだ意見交換していく。科技日報が伝えた。

「私がリスクを負い、あなたの革新を成就させる」と語った山東省委員会常務委員で青島市委員会書記の王清憲氏は基調演説で、「青島市は世界VCセンターを建設する。全国及び世界のVC集約をめぐり、青島は優れた産業生態を建設する。またプラットフォームの方針により人材・資本・技術・企業・園区・インキュベータなどの要素の交流を促進し、VCの豊富なプロジェクト源を育成する。そして多層的な資本市場の改善を加速し、科学技術革新マザーファンドを設立し、個人・企業・金融機関などを一体化させた資金源を発展させていくことで、世界（青島）VC大会を活力あふれる名刺にする」とした。

中国証券投資基金業協会党委書記で会長の洪磊氏はあいさつの中で、「私募ファンドとVCを始めとするベンチャー投資は直接的な資金調達の重要ルートであり、最も活力あふれる革新資本でもある。青島はVCが注目する都市の一つであり、その活力が青島で解き放たれることになるだろう」とした。

世界（青島）VCセンタービルの除幕式が行われ、運用をスタートさせた。青島市市級創業投資誘導基金管理センター、青島科創マザーファンド、洪泰資本、米シリコンバレーのIDEALAB科学技術インキュベータ並びに点亮資本基金プロジェクト、山東グリーン産業基金などの第1陣となるVC機関が契約を結び、入居した。（編集YF）

「人民網日本語版」2019年5月10日