中部地域は中国の地理的・経済的な奥地だ。今年はここで、全国さらには世界をリードする数多くの革新の成果が上がっている。「中国地域科学技術革新評価報告書2018」によると、中部地域の科学技術革新水準がさらに向上した。科技日報が伝えた。
湖北烽火科技傘下の光迅科技が担当する、「中国製造2025」国家級プラットフォーム「国家情報光電子革新センター」が、武漢烽火科技園で正式に設立された。同センターは3−5年の建設を経て、世界一流の情報光電子製造業革新プラットフォームになり、中核光電子チップ及び部品業界の供給率の30%以上になるよう推進する。2025年までに中核光電子チップ及び部品の独自制御を実現する。
湖北省は今年、革新を第一の原動力と位置づけた。総合科学技術革新水準指数は全国十数位から7位に浮上した。武漢市、襄陽市、宜昌市は国家革新型実験都市の建設を認められた。
中国工程院院士の袁隆平氏、印遇竜氏は湖南省の人々にほぼ知れ渡っている。しかし湖南省は科学技術人材の「持続性」を重視しており、中年及び若手の科学研究者が同省の科学技術革新の中心層に成長しつつある。今年の湖南科技奨励大会において、受賞プロジェクトの担当者の「若年化」が見られた。3大賞汎用プロジェクトのうち、45歳以下の第一責任者が68人で34.2%を占めた。1等賞プロジェクトのうち、45歳以下の第一責任者が10人で34.5%を占め、前年度より12%増となった。
江西省も負けてはいない。同報告書によると、江西省の総合科学技術革新水準がさらに向上し、前年よりさらに1位浮上し全国19位につけた。2012年の報告書の評価結果と比べると、江西省の地域科学技術革新水準は全国第3隊列から第2隊列に入り、そして安定的に保っている。順位は5年連続で浮上し、25位から19位に上がり、全国で唯一浮上を続けている省になった。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月26日
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