未来の人々は書面の情報もしくは図表によってロボットと協力できるだろうか。このようなシーンはすでに実現に向け一歩踏み出している。米国の大学生が、このほどロボットにその内容の模写をマスターさせたからだ。
Atsunobu Kotaniさんは米ブラウン大学に通う大学生で、ロボットがどの動き及び順序によって手書きの単語や図を生成するか正確に判断できるようにする一種のディープラーニングアルゴリズムを作りあげた。
ロボットはさらにモナリザの画像を含む、ラフスケッチによるデッサンの模写も可能にしている。
Kotaniさんの指導教員であるStefanie Tellex准教授は、「同分野の既存の多くの研究は、ロボットに関連ルート及び順序に関する情報を事前に入手させようとしている。ロボットに何かを書かせようとするならば、その順序を毎回プログラミングする必要がある。Kotaniさんのアルゴリズムを使えば、なんでも好きに書き、ロボットに模写させることができる。順序が常に完璧とはならないが、非常に近くなる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年5月21日