今年の「芒種」は6日7時6分 盛夏到来、暑さ対策に気を付けよう!

人民網日本語版 2019年06月06日14:02

太陽の黄経が75度となった6月6日7時6分、今年も「芒種」の節気を迎えた。芒種の到来は盛夏の始まりを意味する。芒種は二十四節気のうち9番目の節気に当たり、夏季に入ってから3番目の節気でもある。専門家は、この季節は気温が日増しに高くなり、本格的な夏季に入るため、暑さ対策を取り、適切に温度を下げるよう注意を呼び掛けている。

芒種は「忙種」とも言われ、「忙種」は作物の植え付けが忙しくなることを指していることから、農民の間でもこの季節は「忙着種(植え付けに忙しい)」と言われている。「芒種」の到来は、農民の忙しい農作業生活が始まることを知らせている。

芒種の頃は気温と湿度がどんどん高くなっていくのが特徴。天津中医薬大学第一付属医院栄養科の李艶玲主任は、「こまめに水分を補給して、脱水症状や暑気あたりを防いでほしい。特に『高考』(全国大学統一入試)や『中考』(高校統一入試)を控えた受験生や保護者は、気候の変化に注意を払う必要がある。食事はあっさりした味付けで、やわらかく、消化しやすいものをメインにするとよい。例えばキュウリやトマト、牛肉、蕎麦、豆類などで、こうした食品は熱を下げ、暑さを防ぎ、汗を止めることができ、食欲増進作用もある。また、日常生活の面では、この季節の昼が長く夜が短い特徴に合わせて、遅寝早起きし、昼に小休憩を取り、あまりエアコンに当たらないようにし、適度な運動を心がけてほしい」と注意を促している。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年6月6日

  

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