学校に行くよりネット有名人になったほうがいい?「学校不要論」再び

人民網日本語版 2019年06月03日10:15

「オーマイガー!めっちゃきれい!これは買い!買い!買い!」

ネット有名人の李佳◆(◆は王へんに奇)さんの真似をしたことで、「天天」という少年もネットで有名になった。ショート動画アプリ・抖音(Tik Tok)で、「天天」君は70万人以上のフォロワーを抱え、彼のショート動画には400万以上も「いいね!」が寄せられている。中国新聞網が伝えた。

「天天」君のショート動画のキャプチャー画面

真似をされた李佳◆さんも「天天」君の動画に反応し、「天天」君に小学校から中学・高校までの教材やドリルをまとめてプレゼントした。ネットユーザーは腹を抱えて笑いつつも、「この世代の子供は確かにちょっと違う」と感嘆している。

「80後(1980年代生まれ)」や「90後(90年代生まれ)」が幼い頃から「清華大に行くか北京大に行くか」とどの名門大学に進学するか迷う悩みを抱えているのと異なり、今の「95後(95年代生まれ)」や「00後(2000年代生まれ)」たちは新たな問題に直面しているようだ。つまり、「学校でしっかり勉強するか、それともネット有名人になるか?」という問題だ。

動画配信でEC企業の商品をPRする女性パーソナリティーたち(資料写真)

2018年、あるメディアが「95後」の就職観の図解を掲載したことがある。その図解では、54%の「95後」が最も憧れている新興の職業は動画パーソナリティーとネット有名人となっていた。

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