このほかドローン、スマート製造、電力、医療、スマートシティなどの分野にも幅広く応用シーンが広がる。(図を参照)
全体としていえることは、5Gのある暮らしにはさまざまな美しさがあるということだ。
▽携帯電話は買い換えが必要か
5Gネットワークを利用するなら、5G対応の携帯電話に買い換えなければならないのは確かだ。
喜ばしいことに、一連の5G端末がまもなくユーザーの前に姿を現す。華為技術(ファーウェイ)の「Mate20X」5Gモデル、サムスンの「S10」5Gモデル、小米の「Mix3」5Gモデル、OPPOの「Reno」5Gモデル、vivoの「NEX」5Gモデル、中興の「天機AXON10」などだ。
しかしこうした端末は価格が高く、1万元(1元は約15.7円)以上が「標準価格」だ。「Mate20X」5Gモデルの標準価格は1万2800元で最も高く、「Mix3」5Gモデルも1万1800元もする。
専門家は、「急がなくていい。通信キャリアの営業スポットにちょくちょくでかけて進展状況を見ることだ。来年3月になれば、5G端末の価格は約6千元になる。来年第4四半期には約2千元になり、なおかつ1万元クラス機の機能をほとんどカバーするようになる」とアドバイスする。
こんないい知らせもある。3Gから4Gへの移行でSIMカードを交換しなければならなかったのとは異なり、3大キャリアのこれまでの発表によれば、ユーザーはカードの交換と電話番号の変更をしなくても、5Gの高速インターネットや通話サービスを利用することができる。面倒なことはかなり省かれたという。
▽5Gで料金は上がるか
シンクタンク・賽迪智庫の無線電管理研究所の潘文所長は、「単に従来のフローによる料金という観点からみれば、比較的はっきりしていることは、5Gは4Gよりも料金が安くなるということだ。2Gから3Gへ、さらに4Gへと進化した過程を振り返ればすぐにわかることだ」と述べる