3Dプリンターでパンケーキにプリント。
6日、仏山科学館(広東省仏山市)の科学技術食品芸術展で、子どもたちが3Dプリンターを使って、自分の書いた絵をパンケーキにプリントしていた。チョコレートを自分の好きなアニメキャラクターの形にする子もいた。今や、ケーキ店だけでなく、一般家庭の台所にも3Dプリンター技術が入り込み、これからの食卓はもっと楽しく、もっと豊かになることが予想されると同時に、嚥下困難な病人の「どうやって食べるか」という問題が解決される可能性もある。「広州日報」が伝えた。
芸術展の会場に足を踏み入れると、3Dプリントパンケーキのコーナーに大勢の子どもたちが群がっていた。子どもが絵を描くと、3Dプリンター技術がパンケーキに絵をプリントする仕掛けになっている。コンピューターのソフトウェアが絵を識別し、デジタル化処理をし、3Dプリンターがマイクロプロセッサーによる解析と指令に基づいて、一人一人違うパンケーキを作り出す。
液体窒素を利用したアイスクリーム。
マイクロプロセッサーが識別できるのは現時点では手書きの絵の輪郭線にとどまり、輪郭線の中に塗られた色は識別できない。スタッフの説明によると、「(プリントの)原料は牛乳で調整し、配分には厳格な要求がある。3Dプリンターは原料の粘度が重要だからだ」という。