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京張高速鉄道のレール敷設完了 中国初のスマート高速鉄道

人民網日本語版 2019年06月13日14:22

12日、京張高速鉄道清華園トンネルで、中鉄三局WZ-500型スラブ軌道レール敷設機のけん引による最後のレール敷設の様子(撮影・張晨霖)

中国鉄道発展の「集大成」とされ、スマート高速鉄道モデル工事である北京市と河北省張家口市を結ぶ京張高速鉄道で12日午前、全線のレール敷設が完了した。新華社が伝えた。

京張高速鉄道は京津冀(北京・天津・河北)協同発展の重要基礎プロジェクトで、2022年北京冬季オリンピックの重要な交通保障設備となる。線路の全長は174キロで、起点は北京北駅、終点は2022年北京冬季オリンピックのもう一つの会場である張家口となっている。

地下102メートルにあり、世界で最大かつ最も深いところにある高速鉄道「八達嶺長城」駅

現在建設中の「八達嶺長城」駅の駅舎では、中鉄五局八達嶺長城駅舎プロジェクト科学技術部の楊才◆部長(◆は品の口が金)がBIM+AR技術を用いて施工方法をQRコードの形で施工地点に貼り出している。こうすることで作業員は携帯電話でスキャンして作業方法を直接見て確認することができ、施工やり直しの比率が極めて低くなった。

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