中国商務部(省)が発表したデータによると、中国国内の投資家が今年1−5月に世界149カ国・地域の域外企業3115社に非金融類直接投資を行った。投資額は累計445億4000万ドル。
中国企業は1−5月に「一帯一路」(the Belt and Road)沿線51カ国に56億3000万ドルの新規投資を行い、同期の対外投資総額の12.6%を占めた。「一帯一路」沿線国における新規契約対外請負プロジェクトの契約額は469億3000万ドルで、同期の総額の60.3%を占めた。
対外投資構造の改善が続いている。中国の今年1−5月の対アフリカ投資は19.5%増、対欧州は18.9%増、対北米は2.7%増。対外投資は主にリース及びビジネスサービス、製造業、卸売・小売業、情報伝達などの分野に向けられている。一方、不動産、スポーツ及びエンターテインメント分野における対外投資の新規プロジェクトはなかった。
対外請負プロジェクトは大規模なものが多く、現地の発展をけん引し、互恵とウィンウィンを実現している。1−5月の対外請負プロジェクト新規契約額が5000万ドル以上のプロジェクトは、前年同期比13件増の287件にのぼった。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年6月28日