中国が携帯やテレビなど軽工業製品百数種類で生産高世界トップに

人民網日本語版 2019年07月12日10:28

中国国家統計局が10日に発表した報告によると、新中国成立以来70年で中国の主な消費財業界は、供給不足から十分な供給への大転換を成し遂げた。現在、中国の時計・自転車・ミシン・電池・ビール・家具・プラスチック加工機械など軽工業製品100種類以上の生産高は、世界のトップに立っている。人民日報海外版が伝えた。

中国のハイテク装備類は、スタートこそ出遅れたが、急成長を遂げた。2018年、中国における携帯電話の生産量は18億台、コンピュータは3億1千万台、カラーテレビは1億9千万台で、世界の総生産量に占めるシェアはいずれも、70%から90%に達している。また、自動車生産量は2781万9千台、長年にわたり世界トップの座を維持している。高速鉄道車両は、すでに中国の代名詞となり、海外に進出している。工業製品供給力の増加は、国民経済の著しい成長を支える有力なサポートを提供している。

新中国の成立から改革開放までの間は、中国国内の主要工業製品の供給不足に加え、工業発展のスタイルが半閉鎖型だったため、対外貿易は非常に限られていた。輸出商品についても、未加工製品や資源が中心だった。改革開放以降、整った産業インフラと総合コストの優位性を拠り所として、中国の対外貿易は、量・質とも一気に上昇し、国際競争力はみるみるうちに高まった。中国の物品輸出総額は、1978年時点でわずか168億元(1元は約15.7円)だったが、2018年には979倍増の16兆4千億元に達した。中国は、2009年から長年連続して、世界一の物品貿易輸出国の地位を維持している。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年7月12日

  

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