8月25日に発表された最新版「中国高血圧の予防と治療の現状青書」によると、中国の高血圧有病率は上昇の一途をたどっており、毎年平均1000万人のペースで患者が増えている。統計によると、肥満はすでに中国の児童・青少年が「若年性高血圧」を患う主な危険要素となっている。北京青年報が報じた。
青書に掲載されている最新の高血圧調査によると、現在、中国の18歳以上の成人の高血圧有病率は27.9%に達している。農村部の高血圧有病率は28.8%と、都市部の26.9%を上回った。男女別で見ると、男性の有病率が女性を上回っている。また、年齢が上がるほど、高血圧有病率も上がっている。各省、直轄市、自治区など地域別に見ると、住民の高血圧有病率のトップ3はそれぞれ北京市、天津市、上海市だった。
北京大学人民医院高血圧病棟の主任を務める孫寧玲教授は、「現在、高血圧を患う青少年の割合が上昇している。中国の児童・青少年が若年性高血圧を患う主な危険要素は、肥満だ。肥満、過体重の児童は、大人になってから高血圧を患うリスクも高く、普通の青少年よりそのリスクはかなり高い」と指摘。そのため、「関連当局は、学校の献立の基準を定め、これまでのような学生が好む味を主に考慮した献立から、栄養を主に考慮した献立に変えるほか、青少年の運動量や運動の時間も増やさなければならない」との見方を示している。また、専門家は、3歳以上の児童が毎年健康診断を受ける際、条件的に可能であれば、血圧も測るようにとアドバイスしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年8月26日
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