中国で文房四宝の一つとされる「硯」をモチーフにし、「蕉門墨硯」と名付けられた南沙区新図書館(撮影・姫東)。 |
今月22日の時点で、広東省広州市南沙区の蕉門河の畔にある南沙区新図書館は完成間近で、その美しく幾何学的な外観が姿を現している。中国新聞網が報じた。
新図書館の外観デザインは、中国では紙・筆・墨と共に文房四宝の一つとされる「硯(すずり)」をモチーフにしており、その名称は「蕉門墨硯」だ。同図書館は、100万人の市民にサービスを提供することを想定して建設されており、地下2階、地上4階、総建築面積は2万5千平方メートル。蔵書90万冊を予定しており、読書スペースには1000席が設置されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年8月23日