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肥満の人は体重減少でメタボリックシンドローム発症リスクも下がる 米研究

人民網日本語版 2018年11月09日13:54

米国人の約半数が、過体重または肥満が原因となる身心疾患に悩まされており、大きな問題となっている。米国のある研究ではこのほど、体重を5-10%減らすと、メタボリックシンドロームの発症リスクが約2割下がることが分かった。生命時報が報じた。

米テキサス大学健康科学センターの研究員のグレッグ・コーネル氏率いる研究グループが、肥満の成人7670人の体重、ウエスト、血糖値、コレステロール値など、心臓や代謝と関係のあるデータを分析したところ、体重を5-10%減らすことができた実験対象者は、メタボリックシンドロームの発症リスクが22%下がることが分かった。体重を20%以上減らすと、その効果はより大きくなり、メタボリックシンドロームの発症リスクが53%も下がった。

コーネル氏は、「肥満と密接な関係があるメタボリックシンドロームは、心脳血管疾患、高血圧、糖尿病、痛風などの現代病の原因となる。統計によると、ダイエットに成功してから、その状態を長く保てる人は少ない。私たちの研究では、実験に参加した人の62%が一生懸命に努力しても余分なぜい肉を落とすことができなかった。ダイエットは難しいが、過体重であると気づいた人は、少しでも体重を落としたほうがいいといえる。ダイエットをする時は、専門家の健康的なライフスタイルに関するアドバイスに従い、体重を5-10%減らすことを目標にするといい。一歩一歩ゆっくりとダイエットすればいい」とアドバイスしている。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年11月9日

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