新中国成立70周年

中国 31省・市・区の最低賃金調整状況 北京や上海などが調整済み (2)

人民網日本語版 2019年09月23日15:42

上海が4年連続で月額最低賃金トップ

人的資源・社会保障部のサイトがこのほど発表した中国全土31省・市・区の最低賃金基準(6月時点)と各地の人的資源・社会保障当局の最新情報を総合すると、現在、月額で最低賃金が最も高いのは上海市で2480元。時給で最も高いのは北京市で24元だ。最近の統計をまとめてみると、上海市は16年から4年連続で、月額の最低賃金トップとなっている。

31省・市・区のうち、最低賃金(月額)が2000元以上の地域は上海市、北京市、広東省、天津市、江蘇省、浙江省の6省・市だ。うち、トップは上海市で2480元、2位は広東省・深セン市で2200元、3位は北京市で2120元だ。

同じ省でも、地域によって最低賃金の基準が異なることは注目に値する。例えば、広東省の第1ランクの最低賃金(月額)は2100元であるのに対して、深セン市は2200元になっている。

東北三省を見ると、吉林省の最低賃金(月額)は第1ランクが1780元で、黒竜江省より100元、遼寧省より160元高い。中国西部の省を見ると、甘粛省、西藏(チベット)自治区、寧夏回族自治区の最低賃金(月額)が1700元未満となっており、青海省は1500元と、31省・市・区で最低となっている。

時給の最低賃金基準を見ると、北京市、天津市、上海市、広東省が20元以上となっている。うち、最高は北京市で24元。以下、上海市22元、天津市20.8元、広東省20.3元と続いている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年9月23日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング