青い海を見ると、リラックスし、心が落ち着くものだ。英国エクセター大学の環境心理学者の研究によると、海に近い都市に住んでいる住民はメンタルヘルスの状態が良いことが明らかになった。生命時報が報じた。
研究者は、約2万6000人を対象に行った「英国健康調査」の統計を基にしており、海に近い場所に住む人の「幸福感」に関する最も詳しい調査の一つとなっている。研究者は、回答者の健康状況と、住んでいる場所と海の距離(例えば、海から1キロ以内の場所に住んでいる人と50キロ以上離れた場所に住んでいる人)を分析した。関連の要素も考慮した研究結果は、所得が低い世帯であっても、海岸線に近い場所に住んでいると、精神疾患の症状に悩まされている人が少なかった。ブルーの空間、特に海に近い環境は、住民のメンタルヘルスや幸福感を向上させるということだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年10月18日