「データの正確な収集、運営の予測、スマートな政策決定をサポートする。荷物・場所・車両・人員・設備を効率的に連携させるスマート物流世界を構築する」。グローバルスマート物流サミット2019が29日に開催された。京東物流集団の王振輝CEOは、北京亜州1号スマート物流運営センター内の5Gスマート物流モデルパークがほぼ完成したと発表した。科技日報が伝えた。
5Gパーク内では、5Gの広帯域+低遅延+広範な接続という技術的特性を利用し、5G+高画質カメラを運用することで、人員の測位・管理を実現するだけでなく、さらに倉庫内生産エリアの混雑の度合いをリアルタイムで感知し、資源の分配を適時改善することで、生産効率を大幅に高める。5GとIoT(モノのインターネット)の結びつきにより、パーク内の人員・資源・設備の管理及び連携を促進する。5Gはさらにパークのスマートな車両識別をサポートし、システム推奨のプラットフォームにトラックを案内する。パーク内の車両をより効率的に、秩序正しくする。
説明によると、初の5G物流パークはAI(人工知能)、IoT、自動運転、ロボットなどのスマート物流技術や製品の融合・応用を通じて、知能が高く、自ら政策決定ができる、一体型のスマート物流モデルパークを構築する。自動運転、自動仕分け、自動点検、マンマシンインタラクションの全体的な調整と管理を含む人員・機械・車両・設備の相互接続を促し、5G技術のスマート物流面の典型的な応用シーンを構築する。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年10月30日