運動・発声・脳活性化トレーニングが行える自立支援システムを展示するTANOTECH株式会社の三田村勉代表取締役。
楽しさから生まれる運動を TANOTECH株式会社
輸入博への出展動機を、「中国市場の大きさと日本のいいところをきちんと取り入れようとしている姿勢が感じられたため」としたのはTANOTECH株式会社の三田村勉代表取締役。同社はセンサーの前に立つだけで体がコントローラーとなり、運動・発声・脳活性化トレーニングが行える自立支援システムやリアルタイムで姿勢を測れるシステムを展示。日本では運動やトレーニング、リハビリを「させる」というのが多いが、普段の遊びの中から運動を導き出し、楽しさから生まれる運動があるというコンセプトから商品を開発しているという。そして中国の介護市場や今後の見通しについては、「日本と異なり、中国は政府がきちんと福祉を理解して支援しようとする姿に非常に素晴らしく、うらやましいと感じている。日本は個人に対しては非常に手厚いが、(介護)施設に対してはまだまだなので、中国市場には期待し、そしてそれを日本が見習うような形になればいいと感じている」とした。