広深港高速鉄道開通1周年 大湾区の「1時間生活圈」を実現 (2)

人民網日本語版 2019年11月15日16:54

日帰りで気軽に香港地区と大陸部の往復を実現

香港地区の李俊賢さんは、「本当に便利。私はぼぼ毎月2回は高速鉄道に乗って厦門(アモイ)に仕事に行く。以前は広州に行くのには2時間、厦門に行くのには7時間もかかっていたが、今は香港地区から広州まで1時間足らず、厦門までは約4時間で行けるようになった。高速鉄道が開通する前は、中国大陸部に出張に行くために、まず地下鉄か跨境巴士(Cross - Border Bus)で深センまで行き、それから高速鉄道に乗り換えなければならなかった。でも今は本当に便利になった」と話す。

英国の弁護士事務所Hill Dickinson の香港地区事務所の劉洋法務総監は、「十数分で深センに、1時間以内に広州に行くことができ、『動感号』はとても便利。今年、大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)の他の都市に何回か出張に行ったが、毎回高速鉄道で行った」と話す。

HSBCプライベートバンクの高菲副董事は、「朝に広州に行ってクライアントに会い、茶を飲んで、会議に参加して、午後には帰ってくることができて、とても気軽だ」と話す。

深センに住む男性・葛さんは香港地区の大学でMBA(経営学修士)を学ぶ大学院生で、毎週高速鉄道で香港地区に来て授業を受けている。そして、「香港地区の同級生とコンセンサスを築くことができた。高速鉄道ができて、香港地区と大陸部の連絡が一層緊密になった」と話す。

香港地区の女性・呼さんは、美容関係の仕事をしており、中国大陸部にも客がいるため、高速鉄道に約20回乗ったことがあるという。彼女は金曜日に高速鉄道で広州や恵州などに行き、日曜日に香港地区に戻ることが多いという。

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