今年、一部地方の文化観光部門は、オフシーズンにより多くの観光客を誘致する目的で、入場料の無料・割引を含めたさまざまな優遇政策を打ち出している。例えば、西蔵自治区では、2019年10月15日から2020年3月15日まで、第三弾となる優遇政策を実施し、寺院観光エリア以外に、ポタラ宮を含む自治区内の国家3A級以上の観光地を入場無料とし、3A級未満の観光地およびA級指定されていない観光地のオフシーズン入場料を、オンシーズンの半額とした。また、広西壮(チワン)族自治区は、11月1日から12月31日まで、自治区外の全国各省(自治区、直轄市)および香港、マカオ、台湾地区の観光客を対象に、身分証を確認の上、広西A級観光地の入場料を正規料金の5割引とする優遇措置を適用している。
ただし、各観光地でオフシーズン料金が実施されるのと同時に、開放・見学時間が多かれ少なかれ短縮されることに注意する必要がある。例えば、西渓湿地国立公園では、毎年11月から来年3月の間は、午前8時から午後5時半という冬季開園時間が適用され、閉園時間が夏季より1時間早くなる。平遥古城内各観光スポットの開放時間は、10月10日から来年2月28日まで、午前8時から午後5時半までとなり、オンシーズン(午前8時から午後6時半まで)より閉門時間が1時間早くなるので注意が必要だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年11月15日